まさかの妊娠中にかかってしまった【帯状疱疹】体験談!!

妊娠中
5児ママ
5児ママ

皆さんは妊娠中に病気にかかったことはありますか?

妊娠中はただでさえ心配事がたくさんあるのに、そんな時に病気にかかるとますます憂鬱になりますよね・・・

 

ママはお腹に赤ちゃんの命を抱えているので、心配事は尽きないと思います。でも、もし病気にかかったとしても、なるべく早く主治医に相談して、早期治療を行うとよいですね。

 

私は数年前に長女を妊娠中、免疫が弱っていたのか、帯状疱疹にかかってしまいました。これまでも胃腸炎やコロナ、蓄膿症など妊娠中に風邪をひくことはありましたが、そんな時一番に考えるのは、赤ちゃんに影響がないか、どんな治療をしたらよいか、ということですよね。今回は稀にかかる【帯状疱疹】に罹患した時のことを書いていきたいと思います。

【この記事で伝えたいこと】
★妊娠中に【帯状疱疹】にかかっても赤ちゃんに影響はない
★処方された薬を飲むかどうかは自己判断
★【帯状疱疹】の痕が綺麗に消えるまでは数年かかる

帯状疱疹ってなに?

帯状疱疹にかかったことはありますか? 帯状疱疹はピリピリと刺すような痛みを伴う病気です。また、赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれます。

これは身体に潜んでいた「ヘルペスウイルス」の一種、水痘、帯状疱疹ウイルスによって起こります。小さいころに水疱瘡にかかったことのある人なら誰でもなる可能性があります。

これらのウイルスに初めて感染したときは【水疱瘡】として発症し、水疱瘡が治った後もウイルスは体内の神経に潜んでいるので、加齢やストレス、免疫力の低下などが引き金となって、潜んでいたウイルスが再び活動を始めると、【帯状疱疹】として発症します。

私は小さいころに水疱瘡にかかり、高校生の時に一度、帯状疱疹にかかっています。あの時はあごの下に帯状の斑点が出てきて、とても痛かったのを覚えています。

そして数年前、長女を妊娠中に再び帯状疱疹にかかりました。この頃は、切迫流産で自宅安静でしたが、上の子がまだ生後7か月だったこともあり、育児の疲労と赤ちゃんを守りたい使命とで、心身共にストレスが重なって発症してしまったのだと思います。

 

【帯状疱疹】に気づいたのは、膝上にできていたできものが段々と赤くなり、少しずつ痛みを伴いだし(最初は少し痒かった)、その痛みが針で刺すようなピリピリチクチクとした痛みに変わっていったことから、「もしかしたら・・」と思いました。

妊娠中にかかってしまったときは

とにかく早く産院に受診することをおすすめします。

同じウイルスで初めてかかる水疱瘡は、お腹の赤ちゃんにもこのウイルスが感染してしまいます。その結果、先天性水痘症候群を患って生まれてくる場合があります。しかし、帯状疱疹を発症した妊婦さんからは、お腹の赤ちゃんに感染するということはないので、もし妊娠中にかかっても問題はありません。

 

治療法

治療法は飲み薬です。抗ウイルス薬が処方されるので、できるだけ早く服薬します。重症化した場合は入院することもあるので、早期治療が大切です。

また、部分的に治療をする際は、発症したばかりであれば非ステロイド抗炎症薬を使い、水ぶくれが出始めたら二次感染を防ぐために、化膿疾患外用薬を使います。

ここで処方される抗ウイルス薬は、妊婦さんに問題はないとされているものですが、妊婦さんへの影響がはっきりしていないものもあります。主治医と相談して服薬を決めるようにしてください。

 

私が発症したこの時の帯状疱疹は、帯状というか、一か所にポツポツとできる部分的なものであったため、まずは非ステロイド抗炎症薬を使いました。同時に抗ウイルス薬も処方されましたが、少し抵抗があったため、飲み薬は飲みませんでした。

 

抗ウイルス薬を飲むかどうかは自己判断です☝ その時の症状の程度にもよりますが、「絶対に飲みなさい」とは言われなかったので、飲みませんでした。 塗り薬を塗っていると、だんだんと症状が落ち着いてきました。 しかし重症化しないためには、飲んだ方がよいかと思います。

経過

最初はできものかと思っていて、多少の痒みを感じていただけでしたが、徐々に痛みを伴い、赤くなっていきます。

その後、できものが赤い発疹になり、その上に水ぶくれができていきます。この水ぶくれは集まるようにできていくので【帯状疱疹】と呼ばれるそうです。

同時に発熱と頭痛もありました。

その後、水ぶくれは段々と黄色になっていき、膿が溜まった水ぶくれになります。やがてこの水ぶくれは破れることがあるのでガーゼで覆って過ごしていました。

破れずに済んだ水ぶくれは少しずつ萎れていくように小さくなり、その後かさぶたになりました。

1カ月ほどするとかさぶたが取れて、その後は次第に治っていきます。

しかし、水ぶくれが大きく深い場合は、色素沈着などの痕が残る可能性があり、時間が経つにつれて目立たなくなっていきます。

 

高校生の時にできた帯状疱疹は、かさぶたが取れた後、すぐに消えていき痕は全く残りませんでした。 しかし、妊娠中の帯状疱疹は水ぶくれが大きかったため、かさぶたが取れた後も赤みを伴って痕が残り、その後数年は膝上のスカートが履けませんでした。

 

実際の経過写真 ※閲覧注意

 

発症してから1か月間の記録です!

 

最初は赤みを伴って大きな発疹(左上)ができています。それらが徐々に水ぶくれになり段々と萎んでいきます。やがて茶色のかさぶた(右下)ができます。

 

私の場合は、その後しばらくは痕が残りました。

赤く滲んだ色素沈着です。

2人目を無事に出産して、3人目を妊娠中も、内診するときに帯状疱疹の痕が残っていて、助産師さんに「母の勲章だね~!」と言われていました。

 

ですが、普段はズボンで隠れるので特に気にすることもなく、毎日保湿剤を塗って過ごしていました。

 

そして現在の写真がこちら↓↓↓↓↓↓

遠くから見る分にはほとんど目立たなくなっています。

ここまで薄くなるのに7年かかりました。

しかし近くでみると白く薄っすらと痕が残っているのが分かります。

 

痕は完全に消えてはいないものの、その時に出産した長女ですが、大きな病気もなくとても活発で元気な子に育っていますよ☆

それだけで十分です♪

 

まとめ

妊娠中に【帯状疱疹】にかかってもお腹の赤ちゃんに感染することはありません!!しかし、同じウイルスで水疱瘡にかかると、胎内感染することがあります。

いつもと違う発疹が見られ、ピリピリとした刺すような痛みを感じた時には、すぐに病院を受診しましょう。

帯状疱疹の程度によって、痕の残り方はさまざまです。しかし、時間と共にだんだんと薄くなって目立たないくらいまでに落ち着きます。それまでにかかる時間も人それぞれだと思いますが、焦らず長い目で経過を観察するしかありません!!

何よりも、痕は残ったけど、痛みは残らなかったのでなによりです。

※私の母は60歳にして帯状疱疹にかかり、発疹はきれいに消えましたが、今でも神経のピリピリとした痛みが消えずに、その痛みと付き合っています・・。

 

まずは!!!帯状疱疹にならないように、日頃から疲れやストレスと上手に向き合い、なるべく息抜きをしてウイルスが活動を再開しないようにしていきたいですね。

特に妊娠中は免疫力が低下するので、注意しましょう!!!

 

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