お腹が大きい妻を見ると、動くのがとても大変そうだよ。
そうなんです。ママのお腹はお産に向けていろいろと変化が起きてきますよ。
ぜひ、身体を労わってあげてくださいね。
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～臨月の症状～
１ 腰痛
妊娠5カ月で「戌の日」に安産祈願をしてから、腹帯をする人が多いと思いますが、私は３６wぴったりになると、腹帯をしないようにしています。それは赤ちゃんが少しずつ下に降りてきやすいようにするためです。しかし、腹帯を取ると、それはそれは大きくなったお腹の影響で、お腹をせり出して歩くようになります。そのため、腰痛が発生しやすくなるのです。
立ってるだけでも痛みを伴いますし、夜寝る時も体勢によっては痛みが出ます。
そんなときは、四つん這いになって、頭を下にし(お腹を見るように)、ぐーっと背中を丸めるストレッチをしています。痛みが軽減されてとても気持ちがよいです。
２ 恥骨痛
これは全員経験しています。赤ちゃんの頭で恥骨を押されて、ズキッズキッと痛みが走ります。
お産が近づいている合図だと思って嬉しくもなりますが、夜中に痛みがあると目が覚めてしまいます。こればかりは対処法がないので、「そんなに押さないで～」と赤ちゃんに話しかけてお願いするしかないですね。(笑)
３ 股関節痛
これも臨月に入るとよく出る症状です。歩き出すときに股関節がピキッと引っ張られるような・・もしくは電気が走るような痛みを感じます。すぐに治まりますが、歩くたびに痛みを感じるとなかなか歩行が厳しいものです。
私は毎晩お風呂上りに股関節を開くストレッチをしているので、比較的柔らかい方だと思いますが、それでもこの痛みは毎回発生しています。
そんなときはゆっくり歩いたり、片足ずつ大きく回したりしながら、痛みが治まるのを待つようにしています。
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４ 尿漏れ
これは臨月に限らず、妊娠後期から比較的ずっと続いて起きる症状です。膀胱が圧迫されるので、腹圧がかかったり、くしゃみをしたりした時によく尿漏れを起こします。
ナプキンを当てれば問題ないので、赤ちゃんが大きくなっている証拠だと思うようにしましょう！！
しかし、尿漏れに似た症状で破水の場合もありますから、頻繁に漏れる感じがある時は注意して様子を見る必要があります。
５ 頻尿
赤ちゃんがおりてくると膀胱が圧迫されて、頻繁に尿意を感じるようになります。少し水分補給をしただけでも、すぐにトイレに行きたくなりますよ。そして夜中も尿意を感じるので、目覚めることがしばしば・・。ですが、私は毎回この頻尿を感じだすと、そろそろお産が近いのかなって思うようにしています。
６ 軽い生理痛
臨月を過ぎてくると、生理痛のような痛みを頻繁に感じるようになります。ですが、お腹は張ってるわけではないので、「痛いな～ちくちくするなぁ～」という具合で、気づかないうちに治まっていることが多いです。この痛みと共にお腹の張りを感じだすと、陣痛もしくは前駆陣痛に繋がります。
なので生理痛を感じる時は身構えてしまうくらいちょっとドキドキしますね。
７ 痛みのない張り
妊娠後期にもなると頻繁にお腹が張るようになります。臨月に入っていない時の張りは「早産」になってしまう可能性があるため、安静にした方が良いですが、臨月にもなってくると張りはどんどん出てきても大丈夫です。(ただし３６wの出産も早産になります)
そして正期産にもなれば「どんどん動いてください！」と言われるようになるので、お腹の張りはしょっちゅう感じられるようになります。
ただ痛みのない張りなので様子見で大丈夫ですが、これに痛みを伴いだしたり、子宮が収縮されているようなキュ～と縮まる感覚の張りが感じられた場合は陣痛かもしれないので、チェックをしなくてはなりません。
８ 眠気
極端に眠くなる日が出てきます。それはこれまでの症状に出てきた腰痛や頻尿により、夜中何度も目が覚めてしまうため、寝不足になってしまうんですね。
なので昼間に眠気に襲われることが多くなります。
お産はたくさんの体力を消費するので、今のうちにゆっくり身体を休めて寝れるときに寝ていた方がよいです★！！産後は全く眠れませんからね！！
そして、お産の２～３日前には急激な眠気に襲われる人も多いようです。体がお産に入る前の準備をしているのだと思います！！！
ちなみに私は4人目の出産前２日間は、昼間にとっても眠くなり、１３時～１７時までぐっすり寝ていました。そしてお腹の痛みで目覚めてそのまま陣痛になりましたよ！！
９ お腹の痒み
臨月になるとお腹がパンパンに大きくなり、また徐々に下に下がってきますが、この頃からあまりの皮膚の伸びによりお腹が痒くなることがあります。
これはもう保湿をするしかないです！！！痒みに負けて掻いてしまうと赤くなったり傷になったりするので、痒みを抑えるように対処してください。
保湿はもちろんですが、下着の生地を肌に優しいものに替えたり、痒みが強い時は少し冷やしたりして痒みを抑えるとよいです。
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１０ 足のむくみ
これは毎回症状として出るわけではないですが、妊娠後期になると身体のむくみが出てないか検診時にチェックをするようになります。妊婦さんが「妊娠高血圧症候群」になっていないかを確認するためでもあります。
私の場合は一人目の時と５人目の時、どちらも臨月になってから足のむくみを感じるようになりました。体重増加もなく、血圧も安定していたので、高血圧症候群ではなかったのですが、足はみるみるうちに大きくなりました。
その時に助産師さんに言われたことが「水を飲んでたくさん尿をだすこと」「足を心臓より高くして寝るようにすること」でした。なので、足を高くして寝るようにしているとだんだんとむくみが取れて元の足に戻りました。
しかしむくみが取れない人もいるようです。無事に出産を終えると自然に戻るので、高血圧症候群ではない方はあまり心配をしなくてもよいと思います。
１１ 快便
臨月になるときまって快便になる私です！！普段は３日置きに排便をする体質なのですが、それが毎日、もしくは一日に数回排便をするようになります。
赤ちゃんが降りてきやすくしているのかもしれません。
快便が続くと「そろそろお産が近いのかな」と思うようにしています。なので、全員浣腸をせずにお産に臨んでいます！！！
１２ 胃がすっきり
最後にお産前になるとみられる症状として、お腹が下に下がってきます。自分で分かる時と分からない時があるので、写真を撮って見比べると分かりやすいです。
お腹が下がってくると胃の圧迫感がなくなるので、胃がすっきりします！そして食欲がでてきます。呼吸が浅かったのが、息がしやすくなるので、そういった面では臨月になると大分楽になります。
ですが食べ過ぎは注意ですね！赤ちゃんもどんどん大きくなるので、体重が増加していきます。ドカ食いはやめて、腹八分で終えるようにしましょう！！
～３６wからの妊婦検診～
３６w以降の検診からは週一回のペースになります☝
そして出産前最後の採血があります。私は毎回貧血の値が出るので、お産直前まで鉄剤を飲みます。また、膣に感染がないかの内診による検査もあります。これは次の検診で結果を教えてもらえます。もし感染している場合は、お産時に抗生剤を投与しながら出産をすることになりますよ。
そしていよいよＮＳＴも始まります。
ＮＳＴとはノンストレステストです☝胎児の心拍数や母体の子宮収縮具合が波形状に表示される分娩監視装置を用いて行われ、胎児が元気であるかどうかを確認します。
だいたい３０分～４０分ほど身体を横にして(リクライニングソファ)様子を見ます。
私の産院ではＮＳＴ部屋でソフロロジーの音楽を流しているので、その曲を聴きながら毎回お産のイメトレを繰り返ししています。ゆったりした気持ちで赤ちゃんと向き合える貴重な時間です★
もし赤ちゃんがそのタイミングで寝てしまっているときは、助産師さんがお腹をぽんぽん叩いて起こしに来ます。そして再度また様子を見るので、トータル１時間程かかったこともありますよ。
３７w以降の検診は時間に余裕を持っていくことをおすすめします☝
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