「保育園に行きたくない!!」朝30分格闘して登園していた次男が保育園に行くようになった話

子育て

我が家は私の仕事上、慣らし保育をすることが難しかったため、初日からフルで保育園に通い始めました。

「え?!可哀そう・・」

 

と思いますよね。私自身も申し訳ない気持ちで預けていました。

しかし、私の心配とは裏腹に、皆初日から楽しんで過ごしてくれて、先生方にびっくりされました。

なので、保育園のスタートはどの子も手こずったことがありません。

 

しかし、保育園在園中は朝の登園で「行きたくな~ぃ!!」「おかあさん~!!」となることはもちろん皆ありました。朝ってこちらもバタバタしているので、なかなか子どもの気持ちに寄り添う余裕がないんですよね・・。

 

なので先生方が泣きわめく我が子を抱っこして連れて行ってくださるのが、本当にありがたがったです。

まぁ・・泣くときはその時だけで、すぐにケロッとして楽しんでいたそうなので、それほど心配もしていませんでした。

 

こうして嫌々する朝を何度も乗り越えながら、年長まで過ごし、一人目が卒園、二人目が卒園・・とした訳なんですけど・・三人目!!!・・この3人目の次男が、どの子にもなかった「保育園絶対行きたくない!!!」という断固拒否の時期があって、それはそれは私も悩みました。

 

毎朝嫌々泣く次男をどう連れて行ったらよいのか、温かく接する?厳しく接する?どっちがいいの?とモヤモヤが続き、心折れたことも何回もありました。

結局その時期は4か月間続き、その後はまた元に戻ることができました。

 

まぁ、考えられる理由はいくつもあって、当然ぶつかる壁だったということも分かってはいるのですが、当時は本当に・・悩みました。(疲れ果てました)

 

今回はその時私がどうしたか、次男はどんな様子だったのかを記録しておこうと思います。

次男が保育園に行きたがらなくなった理由

まず、次男が保育園に行きたがらなくなった理由がいくつか思い当たるので、それらを書き出してみます。

唯一0歳から登園した

5人の中で次男は唯一0歳から登園をしました。正確には生後5か月と0日目に入園式があり、次の日から保育園でした。

なので、物心ついた時には、1日の大半を保育園で過ごしていたので、次男にとってはそれが普通でした。だから「保育園いやだ~」となったことが一度もありませんでした。

 

 

今までそういうのがなかったから年中で嫌々がきた

0歳から入園していたので、保育園が当たり前。こうして年中まで嫌々を言わずにやってきた次男ですが、ついに年中になって「保育園拒否!!」が出てきました。

 

次男以外の子は2~3歳の時に、朝から泣いて先生方に引き渡す、ということを何度もしてきたので、その時期は乗り越えていたのですが、次男はそういうのがなかったので、ここにきてきたんだな、と思いました。

 

保育園を転園した

もう一つ大きな理由があって、産休中に保育園を転園しました。と言っても前の保育園と歩いて5分しか変わらないのですが・・家の近くの方に転園しました。

それもあって、なかなか馴染めないこともあり「保育園拒否!」に繋がったんだと思います。

 

下の子が生まれた

そして、転園の2か月後に赤ちゃんが生まれました。なので、私が入院中はパパが保育園の送迎をしていたのですが、私と会えない期間はよく泣いていたんだとか・・(次男だけ(笑))

その時の寂しい気持ちや、赤ちゃんにママを取られた気持ち、そして、私が育休中で家にいると分かっているので、保育園を休みたい気持ち、そういう気持ちが溢れて「保育園拒否!」になったんだと思います。

 

 

5児ママ
5児ママ

これらの理由を見てみると、保育園に行きたくないのも分かりますよね。寂しい気持ちや甘えたい気持ちが爆発したのでしょう。

 

 

しかし、だからと言って、保育園に行かなくていいよと言い始めたら、ずっと休んでしまうので、弟だけ保育園に行くことになるし、休むのが癖になるともう行かなくなるんじゃないかと思ったりで・・

色々悩みながら次男と話して次のようにしていきました。

 

スモールステップでゆっくりと寄り添いながら

まずは次男の気持ちに寄り添うことが大事だと思ったので、次男の気持ちをよく聞いて、次男がしたいようにさせてみました。

 

朝登園後、昼食を食べたら迎えに行く

朝は相変わらずぐずぐずで最初は30分ほど格闘していました。

赤ちゃんもいるのでこの時は私もイライラしていましたね(笑) 寝不足だし・・

 

でも昼食後に迎えに来て!というので、2週間ほど昼迎えをして過ごしました。

これ、結構本人は喜んで満足するみたいで、特別感があって嬉しいようです。

しかし、ずっと昼迎えになっては困るので、お家に帰っても保育園と同じように昼寝をしておやつを食べてブロックで遊ぶ!というように決めました。

じゃないと、お家に帰って好きな時におやつを食べて、ゲームやTVばかり観ていたら絶対にお家がいい!ってなりますからね。

 

「保育園の方がいろいろあって楽しそう~」と常に口にするようにしていました(笑)

 

 

どうしても休みたい時は休ませる(約束をして)

しかし、何日かに1回はどうしても無理な日がやってきます。そんな時は約束をして無理に行かせないようにしました。

約束は「弟は頑張って保育園に行っているから、今日は休んでもいいけど、明日は保育園に行こうね」という約束です☆

これ、ちゃんと真剣に約束すれば、次の日になっても「今日も休みたい~」ということは1度もありませんでした。

 

「約束は守る」ということを教える意味でも絶対に守ってもらうようにしていました。

 

 

体調不良をきっかけに「行きたい」というまで休ませてみる

そんな感じで1か月~2カ月過ぎ、昼迎えが定着してきたころ、体調不良になり保育園を休むことになりました。

私はこのままでいいのか・・と悩んでいたので、母に相談したところ、ラジオで似たような境遇にある親の相談話があったそうで、その話を教えてもらいました。

 

そこでは、「保育園に行きたくない時は、うーんと休ませたらいい!ずっとおかあさんといっしょだからね、と言って休ませてみる。長い人生の保育園期はほんの一瞬。保育園に行かなかったからと言って将来どうなる訳でもない。逆に無理に行かせることの方が、後々ぶり返しが来て大変なことになる。行きたくないから行きたくないという気持ちにとことん寄り添ってあげるべきでは」

 

というような内容でした。

 

・・・・・・なるほど。

 

確かにこの子の人生の保育園期間なんて、ほんの一瞬であっという間!!

無理に行かせる必要ある?私が働いているならまだしも、育休中で休んでいる訳だから、今しか甘えられない時期でもあるのかも・・!

 

 

そう思って、体調不良で休んだのをきっかけに本人が行きたいと言うまで、こちらから保育園の話はしないようにしました。

 

すると、思ったよりも早く、休んで5日目に「保育園次いつ行くの?」と聞いてきました(笑)

 

「保育園行きたいの??」と聞くと「う~ん・・友達と遊びたくなってきたけど・・」とごにょごにょ。

 

 

ラッキー!!キターーー!!!!!と思いながらも「まだ休んだら?保育園の方がきっと楽しいけど、家におってもいいよ」と言うと、「じゃぁあと2回休んだら保育園に行く!」と言いました。

 

 

よっぽど家の中は飽きたのでしょう(笑)

 

これで保育園問題解決だー!!!!とガッツポーズしました。

 

朝登園後、昼食後のお迎えと夕方のお迎えを交互にする

さて、約束の通り保育園に行く日になりました。

本人は行く気満々でしたが、やはり登園時間に近づいてくるとなんだか顔色が・・・

 

そして本人から「お昼に迎えに来て?」とお願いされたので、「わかった。でもまたずっと昼迎えにするのはできないから、今度から交代交代にしよう!」と提案しました。

 

するとすんなりOKで、その日から昼迎えと夕方迎えを交互にするようになりました。

 

 

保育園拒否から3か月経っていました。

 

保育園は夕方4時まで行く!

そして交代交代の迎えで過ごしてきたのですが、その頃になると弟の方も「昼迎えがいい~」と言うようになり、これはよくないぞと思ったので、ある日次男と二人時間を作って、大好きなアイスを食べながらちょっと真剣な話をしました。

 

次男が毎日頑張っていること
約束を守っていること
をたくさん褒めたあと、周りの皆が「どうしていつも昼迎えなの?」ってよく聞くようになったことや、弟がお兄ちゃんだけずるいよと、泣いていること、また、おかあさんがお仕事を再開したら朝から夕方まで保育園に行かないといけないことや保育園に行けるのもあと1年しかないよ、ということをたくさん話ました。
すると、何かを決心したように
「じゃぁ~夕方4時迎えでいい?」と聞いてきました。
「え?本当に?できるの?!」と疑うように聞くと
「俺5歳だからできるよ」と!!!!
こうして、次男は短いようで体感1年ほどの、保育園拒否期間を乗り越えたのでした。
子どもを信じる
って難しい、
でもとっても大事。
このままずっと休んだらどうしよう、甘やかしているのかな?と色々悩みましたが、子どもを信じて、「今この子にとって休みが必要な期間であって、この子は大丈夫。」と言い聞かせて過ごしました。
親に甘えたい
独り占めしたい
僕を見て
僕だけを見て
と子どもだったら誰もが思うでしょう。
その時には、ちょっと休んでその子との時間をたくさん作ってあげるのがいいのかもしれませんね。
その時は心配になるけど、何よりもその時間がその子の心の支えになるんだと思います♡
これが「保育園拒否」をした次男のお話でした。
今は毎日とっても楽しく登園しています!!!!!!!!

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